今日

30年後には

静かな朝と 静かな夜がくる

誰にも話しかけられずに終わる

そんな一日もあるだろう

そのことが 

今より不幸とか 今より孤独とか

そういうことではなく

ただもう明白な事実として ある

そしてその先には静かな死があって

目を閉じて この世界とバイバイする

その最後の瞬間に

あー いい人生だったって 

それだけのために

30年前の今日がある